マンハッタン・トライベッカにあるステーキハウス beefbar(105 Hudson St.)がこのほど、2025年度のベルサイユ賞で「世界でもっとも美しいレストラン」の一つに選ばれた。同賞は国連教育科学文化機関(ユネスコ)が主催する、建築・デザイン界の世界最高峰の賞。空港やホテル、レストラン、商業施設、学校、旅客駅、スポーツ会場、美術館・博物館部門がある。シークレットNYCが18日、伝えた。

同店は、食肉卸業者リカルド・ジラウディ氏がモナコ公国で誕生させたレストランブランドのアメリカ初の店舗として2024年4月、日本食レストランNOBUがあった場所にオープンした。同賞は、フランスのインテリアデザイン事務所アンベール&ポワイエが手掛けた同店の、「高い天井と天井まで届くアーチ型の窓、アールデコ調の装飾が印象的なデザイン」にハイライトを当て「ニューヨークを完璧に反映している」と賞賛した。
アメリカからは他に、フロリダ州マイアミの日本料理店Japónが選出された。全リストは次の通り、Gerbou(ドバイ、アラブ首長国連邦)、Smoked Room(ドバイ、アラブ首長国連邦)、Blackswan(北京、中国)、Ōrtensia (上海、中国)、Lobster Club (パルマ・デ・マヨルカ、スペイン)、Bouchon Carême (ヘルシンキ、フィンランド)、Ladurée Rue Royale (パリ、フランス)、Ducasse Baccarat (パリ、フランス)、 Julie’s (ロンドン、イギリス)、Shell(ヌサ・ペンダ、インドネシア)、Coro(オルヴィエト、イタリア)、Seven Island(釜山、韓国)、Kimyona(リヤド、サウジアラビア)、Another Smith(タ・サイ・ルアット、タイ)。 日本からの入賞はなかった。
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