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長年、人気歌手のポップミュージックをはじめ幅広いジャンルの曲を世界中の人に無料で配信してきた動画サイトYouTubeが12日、有料サービスのYouTube Music Keyを発表した。
このアップグレードに月々8ドルの会員費を払い加入すれば高音質の音楽を聴くことができ、視聴中に流れる広告も表示されなくなるという。新サービスを導入することで今までの無料音楽発信サイトから卒業し、「利用者によりよい音楽を楽しんでもらうだけでなく、歌手たちがファンと繋がりながらも利益を得ることができるサイトにしていきたい」とクリストフ・ミュラー取締役は話した
近年の音楽業界において売り上げが伸び悩んでる現状を受け、生き残りをかけた各社が力を入れているのが有料インターネット配信だ。大手発信会社SoundCloudやWarner Music Groupもテイラー・スウィフトさんなどの人気歌手の音楽を有料で売り出すサービスを開始している。中には音楽の定期購入を展開するSpotifyなどが世界中で2800万人の購入者を集めるなどして成長を遂げているが、それでもCD売り上げの減少に伴う収益ロスには歯止めがかかっていない。
YouTubeによるこの新たなサービスはアメリカの他イギリスやヨーロッパで展開される見通し。音楽業界待望の復活の風となり得るだろうか?
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