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毎年11月の中旬に現れるしし座流星群が今年もニューヨークで見られるという。
アメリカ自然史博物館、ヘイデン・プラネタリウムの副ディレクター、ブライアン・アボット氏によると、「ニューヨーク市5区でもっともよく観察できるのは、11月17日の深夜から18日の明け方で、コニーアイランドのような水際」と述べている。
流星群は、宇宙空間の小さなチリが地球の大気に飛び込んで衝突し、高温になって気化する際にチリの成分が火を放つ現象(流星)で、それらが放射状に広がるように出現する一群のことを指す。しし座流星群は、周期群(数年から数十年おきに活発に出現するもの)で、過去に何度も大出現を見せている。
活動は夜11時ごろから始まり、活動の早い時間帯には流星が大気に飛び込む角度がほぼ水平のため、空で比較的長い間光を放つ様子が見られる。活動のピークは朝2時ごろで、高度が上がって突入するため、火球と呼ばれる光度が増したものが見える。
アボット氏は、「毎年11月の寒くなる時期に起こるため、外で長時間眺めるのには人気のないしし座流星群ですが、今年はきれいに見えるでしょう」と付け加えている。
17日夜の予想気温は、華氏30度台前半(摂氏でおよそ−1度から2度)だという。
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