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2012年にコネチカット州ニュータウンのサンディーフック小学校で起きた銃乱射事件を受け、ニューヨーク州で昨年制定された新銃規制法「セイフ・アクト」により、278人の銃所持者が精神的に不安定であることを理由に銃を押収される可能性があるという。
ニュースサイト、シラキュース・ポスト=スタンダードが先週伝えたところによると、同法が制定されて以来、州はデータベースから、精神科医又はその他の医療関係者により、銃を所持することが危険であると診断された3万8718人の氏名を入手したが、その内、銃携帯許可を持つ者が278人いたという。精神障害を持つ銃携帯許可証所持者がもっとも多かった地域は、36人のモンロー郡で、次いで17人のウエストチェスター郡、16人のサフォーク郡、14人のダッチェス郡だった。
同州は、許可停止者の数や押収された銃の数について明らかにしていない。また、データベース上の個人の氏名は、非公開だという。銃携帯許可証所持者への許可停止処分や銃の押収には、裁判官の承認が必要となるが、処分を受けた者には異議申し立てが認められている。
銃規制支持者は、「銃を手にすることができる状態にあれば、たった1人の行動でも惨事につながる。いかなる状況にあっても銃を所持すべきでない者がいる」と規制の大切さを訴えている。
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