【日時】日/水/金〜土: 午前11時~午後6時、木: 午前11時〜午後10時 ※月火、休み
【場所】Brooklyn Museum: 200 Eastern Parkway
【料金】一般:12ドル、シニア・学生:8ドル、12歳以下:無料 ※第一土曜日は午後5時以降、無料
【Web】www.brooklynmuseum.org
独創的で繊細な作品群
「Judith Scott: Bound and Unbound」
【日時】開催中~3月29日(日)
【場所】Elizabeth A. Sackler Center for Feminist Art, 4th Fl
アウトサイダー・アーティスト、ジュディス・スコット氏(1943-2005)の個展。オハイオ生まれのスコット氏は、ダウン症でほとんど耳が聴こえず話すことも難しかったという。幼少時代から養護施設で生活をしていたため、家族とは別々に暮らしていたが、35年後に双子の姉に引き取られ施設を出た。その後、障害者のためのアートセンターに通い、糸や布を使用した芸術作品を作り始める。
スコット氏の作品は、日常に存在する物を多く使用しており、ペーパータオルや木の枝、洋服をはじめ、扇風機、スーパーマーケットのカートにまでおよぶ。それらを曲げたり、重ねたりしながら組み合わせ、それらを毛糸や生地などでラッピングしたり、切ったり、結んだりしながら完成させる。
展示作品はおよそ60点、色彩溢れる作品はどれもオリジナリティーに溢れており、形もユニークな物ばかりだ。
エネルギッシュな作品を鑑賞
「Kehinde Wiley: A New Republic」
【日時】開催中~5月24日(日)
【場所】Morris A. and Meyer Schapiro Wing and Iris and B. Gerald Cantor Gallery, 5th Fl
アーティスト、ケヒンデ・ワイリー(1977〜)の個展。アフリカン・アメリカンの肖像画を制作することで知られているアーティストだ。
クラッシックなヨーロッパの肖像画にあるペインティング技法などを使い描かれるのは、ハーレムで見かけるような、キャップを被りスポーティーなシューズを履いた若者たち。モデルは、ニューヨークのハーレムや作家自身の出身地であるロサンゼルスのサウスセントラルの町で見つけた若者たちを起用している。
アフリカの布、西洋絵画、ヒップホップなどを混ぜ合わせたようなアートワークは、どれもエネルギッシュでインパクトがある。肖像画60点、彫刻、ブロンズ像を展示している。
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