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ブルックリン区で先月、散歩中のサルバトア・グリロさん(71)がプロスペクトパーク付近を犬と散歩していたところ、地下で発生した爆発により吹き飛ばされた鋳鉄製のマンホールの蓋が頭部に落下し、重体となる事故が起きたが、気温が下がるにつれ同様の事故が増加している。
ニューヨーク市とウエストチェスター郡に電気・ガスを供給するコンソリデーテッド・エディソン(コン・エド社)によると、このような事故は全米の大都市で多発しているといい、毎冬にマンホールからの煙が約600件、また爆発が時折報告されているという。
マンホールは地下に張り巡らされた電線の入口であり、電線の多くは古く老朽化している。雪解けの水と混ざった凍結防止塩が地下に流れ込み、擦り切れた低圧電線に触れると引火し、煙の発生や爆発を起こすことがあるという。
電線の寿命は40年間とされているが、マンハッタン区の低圧電線の5%は1930年以前に設置されたものだといい、市政監督官レティシア・ジェームズ氏は、「このような事故は、市のインフラが旧式であるということの一例だ。塩水と露出した電線の組み合わせが危険なことは周知のこと」と語った。同社は、年間2100件または1日約6件のマンホール関連事故の発生を推測している。
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