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マンハッタン区のジェームズ・A・ファーレー郵便局の職員3人が、恵まれない子どもたちにクリスマスプレゼントを贈る「オペレーション・サンタクロース」用のプレゼントを騙し取っていた事件の公判が17日、マンハッタン区地方裁判所で開始された。
2013年11月〜14年1月までの間に、主犯格のテリー・ジャクソン被告(22)およびマホガニー・ストリックランド被告(23)、ニッキーベス・セントアルボード被告(28)は、恵まれない子どもを装いサンタクロースへ手紙を書き、ラップトップコンピューター、タブレット、プリンター、衣類などを受け取った疑い。また当選確率が高くなるよう、複数の手紙を送っていたという。
今年2月の取り調べで、ジャクソン被告は犯行を認め、他2人もその後に逮捕された。3人は郵便詐欺罪で起訴され、ジャクソン被告とスティックランド被告は盗難郵便物譲受罪でも起訴されたが、ジャクソン被告は自己誓約による釈放、他2人は5万ドルの保釈金を支払い釈放された。
1912年から始まったオペレーション・サンタクロースは、恵まれない子どもたちがサンタへ書いた手紙を一般に公開し、寄付者が子どもたちの願いを叶えるというもの。13年のホリデーシーズンには30万通以上の手紙が子どもたちから届き、この中から数千通が選出されていた。
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