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ニューヨーク州郊外にあるクイーンズバリーの住宅街で、女性が狂犬病に感染している疑いのあるグラウンドホッグに襲われる事件が発生した。
女性は17日午前、花壇の水やりを終えて家の中に戻ろうとしたところ、背後から突進してきたグラウンドホッグに襲われた。目の瞳孔が開き、うなり声をあげるグラウンドホッグの様子がおかしいことに気付いた女性はグラウンドホッグを追い払おうと、持っていたじょうろを投げつけたが、散らばった水に足を滑らせ転倒した。女性はグラウンドホッグにひっかかれ、流血した状態でなんとか家の中に戻ったが、その後もグラウンドホッグはドアをひっかき続けていたという。
クイーンズバリー野生動物管理団体のジム・フィッツジェラルド氏は、グラウンドホッグが狂犬病に感染していたのではないかと疑っており、その行方を追っている。しかし、落ち着きがなく攻撃的な行動を見せていたグラウンドホッグは狂犬病の進行が進んでいたのではないかとも考えられ、既に息絶えている可能性が高いという。
女性は狂犬病の発症を抑える治療を受け、容態は落ち着いている。クイーンズバリー環境団体は全住民に今回起きたグラウンドホッグによる襲撃を報告し、今後犬などの狂犬病に感染する可能性のあるペットを首輪なしで散歩させないよう、注意を促している。
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