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ワン・ワールド・トレードセンター(1WTC)の100階から102階にある展望台とレストラン部分が5月末に開業した。そこでニューヨーク・ポスト紙のフードライターが、101階のレストランをさっそく訪問、その体験をレポートしている。
「ワン・ダイン」はいわゆる“ファインダイニング”を提供するレストランで、料理は1人84ドル(約1万円)のプリフィックススタイルのみで、飲み物は別料金だ。レポートでは、最低限のワインとカクテルを追加しただけで、その日の支出は2人分で400ドル(約5万円)以上になったという。しかもその料理は“病院の食堂並み”と評されている。
101階で食事をするためには、まず展望台への入場料が必要だ。通常料金は1人32ドルだが、レストラン側から「予約時間の30分前には到着」と指定されたため、同紙のライターは混み具合が予想できず優先チケット54ドルを購入するはめに。しかし当日行ってみると混雑はなく、上乗せの22ドルは無駄となったようだ。
また同階にはバー「ワン・ミックス」もあり、この日の支出にはそこでのカクテルと“片岩で作ったような”スライダー(小さいハンバーガー)も含まれる。なおレポートによればその隣の「ワン・カフェ」ではボトル入りの水が5ドルもするそうだ。
これらの施設を経営するのは、ヤンキー・スタジアムの飲食部門などを運営するレジェンズホスピタリティだ。報道によれば、同社は1WTC所有者側へ今後15年間で8億7500万ドル(約1085億円)ものリース料を支払う契約となっており、メニューが割高なのもうなずける。
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