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ニューヨーク市警察(NYPD)のビル・ブラットン本部長は4日、「K2」と呼ばれる合成大麻の危険性を改めて訴えた。
この合成大麻を吸引すると、超人的な体力と痛みを感じにくい作用が生まれ、警官が取り押さえるのも困難な状態になるという。本部長は、人間を凶暴にするこの大麻を「兵器化した大麻」と呼んだ。記者会見では、K2を吸引し妄想状態に陥り暴力的になった全裸の男が、車の前で四つん這いになり動物のように吠える姿や、別の男が木の塀を乱暴に破壊する姿が映し出されたビデオが紹介され、この大麻の人体への影響を訴えた。
NYPDは、K2の影響下にある者に対面した警官は、直ちに援護と医療救助隊を要請するというガイドラインを定め、また市民に対しても近寄らず直ちに警察に通報するように呼びかけた。
K2は、ティーバッグ程の大きさの袋入りで約5ドルと安価。市のホームレスを中心に使用されているといい、主にイーストハーレムやセントラルブルックリン、ブロンクス区の一部で流通している。K2の販売は州保険条例で禁じられているが、雑貨店の店頭などでも販売されており、NYPDは今夏18店舗を訪れ40件の刑事裁判所への出頭命令を発行し、1万900袋のK2を押収している。
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