RELATED POST
ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は20日、市議会で可決された健康を損なう危険性が非常に高い合成大麻「K2」の販売を違法とする条例案に署名した。
ことし12月から施行開始となる同条例は、K2の使用者を罰するものではなく、これを販売することにより利益を得る者を処罰することに重点を置いている。ニューヨーク市警察(NYPD)第25分署で開かれた記者会見で、市長は「K2使用者の多くは、精神衛生上の問題を抱えた者など、社会的に弱い立場にいる人々であることをわれわれは理解している」と述べ、同条例はそのような被害者を主な処罰の対象とするのではなく、この有害物質を流通すること自体を犯罪とするものだと説明した。
市内でK2を販売すると、軽罪で起訴され最高1年間の実刑および5000ドル(約60万円)の罰金、最高5万ドル(約600万円)の民事制裁金を科される可能性に直面する。また、K2を販売する店舗はたばこ販売免許取り消しとなり、違反を繰り返すと店舗閉鎖処分を受けることになる。
K2の使用はイーストハーレムを中心に広がっているというが、市ではこれまでにK2の吸引により4500人以上が緊急治療室に送られている。ニューヨーク州では既にK2の製造と販売が違法であるが、同条例は州法をより厳格化したものとなる。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








