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グーグルが出店を計画していた店舗スペースを賃貸物件としてリースしていることが分かり、グーグルストアのニューヨーク進出を断念したのではないかとの見方が出ている。
アップルとの競争が年々激しくなっているグーグルには、ライバルが全世界で展開するアップルストアのような「グーグルストア」をニューヨークで開店させる計画があった。ソーホーにあるテナントに天窓を設置し、入口付近を新しくデザインするなど600万ドル(約7200万円)をかけてリノベーションを行っており、そこに近々自社製品のクロームブックやグーグルのソフトウェアを搭載したスマートフォンの販売を取り扱うコンセプトストアをオープンさせる予定だったという。
しかし、ここに来てグーグルはこの店舗スペースを年間225万ドル(約2700万円)でサブリースに出したため、事実上グーグルはストア開店の計画を中止したのではないかと噂されている。
グーグルは現時点で正式なコメントを出していない。該当のテナントを担当しているシンビン不動産会社のマイケル・グラッズバーグ氏もクライアント名は明かさなかったが、ティファニーやルイ・ヴィトンなどの有名店が立ち並ぶソーホーのグリーン・ストリートにあるこのスペースには、「一流ファッションブランドが入る予定だ」と述べた。
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