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14年前の火事で人命を救助する際に顔に大やけどを負ってしまったミシシッピ州の消防士が、ブルックリン区在住の男性の顔面を移植することに成功していたことが16日、分かった。
顔のやけどに悩んでいたパトリック・ハーディソンさん(41)は2012年、ニューヨーク大学ランゴーン・メディカルセンターの整形外科チームを率いる、エディアルド・ロドリゲス博士に出会った。ロドリゲス博士は、そのとき“普通の”生活を約束してくれたのだという。そこから2人は適合するドナーを探し続けた。この3年の間2人のドナーに出会ったが、手術には至らなかった。そしてことし8月12日、2人はとうとう運命の出会いを果たしたのだ。
それは、ことし7月ブルックリン区で自転車事故に遭った、同区フォートグリーンに住んでいたデビッド・ロデバーフさんとの出会いだった。7月22日、若き26歳のメカニックの青年は、不幸にもフランクリン・アベニューを自転車で走っていたところ、飛び出してきた歩行者を避けようとして横転して道路に頭を強打した。ロデバーフさんはヘルメットを着用しておらず、その後まもなく脳死であると判断された。ハーディソンさんは、雑誌ニューヨークの取材にて、「今度こそ、と思った」と語った。
12時間かけた手術は無事に終わったが、拒絶反応や合併症と感染症の可能性が高く、油断はできない。ハーディソンさんは、顔面の強い痛みを耐えるのは大変だが、「これが私の新しい顔になるんだ」と話したという。
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