ことしニュ−ヨーク市の殺人事件件数はおよそ350件になる見通しで、これが過去最低件数を記録した昨年から6.7%上昇しただけの、2番目に少ない数であることが分かった。
1990年に市で発生した殺人事件の件数は2245にも上ったが、2010年には536、14年には過去最低の333を記録した。また、ニューヨーク市は全米の30の大都市と比べて重大犯罪発生率が低く、ことしも大きく増加することもなく、同市は全米で最も安全な街の1つといえそうだ。
一方、昨年と比べてメリーランド州ボルティモアでは52%、ワシントンD.C.では49%、ノースカロライナ州シャーロットでは40%、殺人事件数が増加しているという。それ以外の全米の都市では、軒並み殺人事件の発生件数が少なかった14年とさほど変わらない件数になるとみられている。
殺人事件の発生件数は年々減少傾向にあり、全米平均でも件数は91年のおよそ半数だという。専門家によると、凶悪事件や重大犯罪が減少している理由は、経済指標の向上や警官の増員など、さまざまな社会的変化によって起きていると考えられるが、拘置や投獄数の増加はその理由の一端を担っているとは考えにくいとしている。

ニューヨークは安全な街! ことしは下から2番目
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