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10日のニューヨーク市で、ことしも「ズボンなしで乗車(No Pants Ride)」大会が開催された。ことしで第15回の開催となる。
第1回大会ではたった7人の男性だけだった参加者も、ことしの市の大会には、女性を含む4000人以上となった。
公式のウェブサイトでは昨年の12月に開催日時などとともに、「持ち物:メトロカードなど。ただし、ズボンは履いてこないこと」といった詳細が発表されていた。また、コート、マフラー、帽子、手袋などの冬の小物は着用するよう推奨されている。
ことしは暖冬のせいか、多くの人が“軽め”のスタイルで参加。赤いパンツ一丁で上半身に何も着用しなかった強者や、Tシャツなどの軽装者もちらほら。最も目立つパンツは、おそろいのステートメント(名言やちょっとした言葉や文章が主張としてデザインされたもの)パンツでキメる者など、思いおもいのルックで参加を楽しんだようだ。スパイダーマン、バッドマンやスターウォーズシリーズのキャラクターに扮する者もおり、もちろんコスプレをしても、ズボンは“安心してください、履いていませんよ”、とルールを守っていた。
この「ズボンなしで乗車」大会は、2001年にニューヨーク市で創立された団体「インプルーブ・エブリウェア」が主催するイベントで、市では毎年1月に開催され、いまでは世界の各都市で多くの人が参加する人気イベントとなっている。
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