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有罪判決を受けた麻薬密売人のアイフォーン(iPhone)のロックを、捜査のために解除するよう連邦検事局がアップルに求めていた一件で、ブルックリン区連邦裁判所は2月29日、これを却下する判決を下した。
同局は昨年、覚醒剤の一種メタンフェタミンの密売で起訴されていたジュン・フェン元被告のアイフォーンのロックを解除するよう同社に求めていたが、同社がユーザーのプライバシーを考慮しこれを拒否したため、同裁判所に判断が委ねられていた。元被告は昨年秋に罪を認め有罪判決を受けたが、現在進行中である麻薬の仕入れおよび販売先の捜査には元被告のアイフォーン内にあるとされるデータが必要であると、開示が求められている。
同局は、アップルがこれまで同様の状況においてアイフォーン内のデータへアクセスし、何度も捜査に協力してきたことは記録により明らかであると主張。今回拒否するのは、申し出が裁判所により世間に公表されてしまったためだとし、「司法制度を利用し、引き続き犯罪捜査に役立つ情報を入手できるよう務める」と控訴の意向を表明している。
アップルの最高経営責任者ティム・クック氏は、カリフォルニア州サンバーナディーノで昨年12月に起きた銃乱射事件を受け、裁判所が出したアイフォーンのセキュリティ機能を無効にする新しいソフトウェアを作成するようにとの命令を拒否している。
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