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4日付のDNAインフォによると、スタテン島で2014年7月、黒人男性エリック・ガーナーさんを窒息死させたニューヨーク市警察(NYPD)の警官が、別の事件で1年前に有罪判決を受け、2日間の有給休暇はく奪処分を受けていたことが明らかになった。
同区第120分署配属だったダニエル・パンタレオ元被告は12年6月、同僚の警官とともに、見覚えがあるというだけで男性を呼び止め職務質問をした後、ポケットの中身などの所持品検査を行ったが、違法な所持品は見つからず、男性を解放した。この男性は市民苦情審査委員会に申し立てをし、元被告は13年7月、法的権限のない所持品検査を行った疑いで起訴され、15年3月に有罪判決を受けた。
しかし、この一件はことし2月にNYPDが正式な人事命令を発令するまで公表されなかったという。これについてNYPDは、14年1月にビル・ブラットン本部長が就任する以前の、未処理分の人事命令を処分するのに時間を要し遅れただけで、意図的なものではないと説明している。
警察元幹部は、ガーナーさん窒息死事件で緊迫した状態の中でこのことが公表されていれば、NYPDはさらに悪者扱いされ市は分裂していたであろうとし、「事務処理の遅れは、NYPDと市にとって結果的に幸運だった」と述べた。
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