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16日付のニューヨーク・ポストによると、ブルックリン区クラウンハイツで流れ弾を受け死亡した、ニューヨーク州次席法律顧問のケアリー・ギャベイ氏(当時43)をたたえ、同区内の通りに氏の名前が付けられる式典が同日行われた。
ギャベイ氏の44回目の誕生日であるこの日に誕生した「ケアリー・ギャベイ通り」は、同区クリントン通り、マートルとウィロビー通りの間で、この場所に同氏の自宅があったという。式にはギャベイ氏の夫人トレネルさんや親族、知人など100人以上が集まり、故人をたたえ、夫人は出席者に涙ながらに感謝の言葉を述べた。
会場には、ギャベイ氏の葬儀で弔辞を述べたアンドリュー・クオモ州知事と、事前に出席する意向を示していたビル・デ・ブラシオ市長の姿はなかったが、市長は後に「移民の父親を持つギャベイ氏は、アメリカンドリームを実現した素晴らしい人物だった」とのコメントを送った。
ギャベイ氏は、2015年9月に行われたウエストインディアンデー・パレードの祭りで起きた発砲事件に巻き込まれた9日後に脳死を宣告されていた。次席法律顧問に任命された矢先の出来事だった。
この事件はギャベイ氏を含む2人の死者と、複数の負傷者を出す惨事となった。
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