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24日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク市の公共交通機関利用者擁護団体ライダーズ・アライアンスが行った調査で、地下鉄L線の利用者は、2012年のハリケーン・サンディで被害を受けたキャナージートンネルの修復工事において、同線を18カ月間継続して運行休止とする方が良いと考えていることが明らかになった。
ニューヨーク州都市交通局(MTA)はこのほど、L線の運行を続けたまま3年間かけて段階的に工事を行うか、同線を18カ月間、完全運休とし一気に工事を行うという2つの選択肢を発表したが、段階的工事だとL線の収容能力が現在の20%に減少するため、不便な期間が短い18カ月の完全運休の方が「ましだ」と答えた利用者が77%と過半数を占めていた。
同日の記者会見で、18カ月完全運休計画を支持する旨を発表した同団体は、350人の会員を対象にオンラインで行った同調査の結果をMTAに送り、地下鉄利用者の意向を考慮した計画を選択するよう呼び掛けた。また、どちらのオプションが選択されても混雑緩和策が必要であると主張した。
1日に25万人以上がL線を利用するというが、運休した間、地下鉄J、M、G線、ウィリアムズバーグ橋を往復するシャトルバス、マンハッタン区を横断するセレクトバスの運行本数が増便される予定だという。

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