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7日付のメトロ・ニューヨークによると、ニューヨーク市内にある道路のポットホール(陥没穴)を修復する工事が、予定していたスケジュールより早く終了したため、ビル・デ・ブラシオ市長は修復工事を行う範囲を拡大することを同日発表した。
デ・ブラシオ市長は昨年、約16億ドル(約1700億円)を道路修復工事計画に計上し、ことし6月30日までに市内の道路、合計で1200マイル(約2千キロ)を舗装するとしていた。しかし、例年に比べ天候が良かったのに加え、アスファルトの原料となる原油価格が下落していたため、工事がスムーズに進み、追加で65マイル(約100キロ)の道路を補修することを決定した。市は新たにマンハッタン区の3番街や、クイーンズ区のユートピア・ブルバード、ブロンクス区のガンヒル・ロードなどの道路も舗装するという。
デ・ブラシオ市長はタイヤのパンクの原因となるポットホールを修復することで、「ニューヨーク市内で運転する人は皆、修復前との差を実感してくれるだろう」と話しており、市運輸局のポリー・トロッテンバーグ氏も、「修復工事を行ったことで市内の道路はきれいに舗装され、安全な走行が可能になった」と話す。同氏によると、道路の欠陥に関する苦情は昨年に比べ半減しているという。
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