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15日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が、今年前半の6カ月間だけで400万ドル(約4億2400万円)以上の選挙運動資金の寄付を受けていたことを同日、知事の選挙事務所が公表した。
2年後に迫る再選を懸けた知事選に向け、知事の選挙事務所はこれまでに1900万ドル(約20億円)を集めている。知事は12年の同時期にも、ほぼ同額を集めていたと報じられている。また、知事が実質的主導権を握る州民主党は、今年前半に約77万8千ドルの寄付を受け、これまでに総額110万ドル(約1億1700万円)以上の資金を集めている。
知事の選挙事務所は、6カ月の間に、弁護士のエルカン・アブラモビッツ氏へ支払った費用15万ドルを含む96万5300ドル(約1億円)を支出した。また、全米アイスホッケーリーグから受けた2万5千ドルの寄付のうち、州法が定める企業が一個人に寄付できる金額の上限5千ドルを差し引いた2万ドルを返金したという。
知事は現在、ニューヨーク州南部地区担当の連邦検事プリート・バララ氏が進める、バッファロー・ビリオン経済開発計画などを巡る汚職事件の捜査の対象となっている。

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