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9日付のニューヨーク・ポストによると、ブルックリン区の人口が2010年から5%上昇して260万人になり、20年には全米3番目の大都市シカゴの274万人を上回って275万人に達することが、米国勢調査局の発表により明らかになった。
同区は、今後も同じスピードで人口増加が続くと予想される。それに比べ、犯罪が多発するシカゴの人口増加率は同期間で1%にも満たない。
同区は常に人気があったわけではなく、人口は1950年の274万人をピークにその後30年間減少していた。しかし80年代から再び人口が増え始め、近年はその人気から不動産価格も急騰している。同区パークスロープに住む建築家のマーク・コックス氏は、「ブルックリンは多様性に富んだ心の故郷。人が集まるのも当然」と語る。同じく同地で生まれ育った住民は、「ブルックリンという街自体が特別で、独自の魂を持ち、全ての人を包み込むようなところがある。皆プライドを持っている」と語った。また、1年半前から同区サウススロープに住んでいる住民も、「レストランからヨガ教室まで何でもそろう」と魅力を語る。
ニューヨーク市全体の人口は、2015年の時点で約860万人と推定される。
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