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24日付のエーエム・ニューヨークによると、低所得者向け医療費補助制度(メディケイド)に不当な請求をしたとして起訴されていたマウントサイナイ・ヘルスシステムが、295万ドル(約3億円)を支払うことに合意したと、マンハッタン区連邦検事局のプリート・バララ検事が同日発表した。
マウントサイナイ・メディカルセンターと合併する前のコンティニューム・ヘルス・パートナーズは、技術運用部長のロバート・ケイン氏から、コンピューターソフトの誤動作により2009〜10年の間にメディケイドに対し、計84万4千ドル(約8500万円)以上にもなる444件の誤った請求が行われていたことを伝えられた。しかし、同院はメディケイドへの返金をすぐには行わず、問題について公表することを上層部に勧めた同氏を、その4日後の11年2月8日に解雇し、13年3月になってからようやく返済した。
同院は、誤って受けた補助金を猶予期限の60日以内に返金しなかったため、連邦およびニューヨーク州虚偽請求取締法で起訴された。これについて、ベス・イスラエル・メディカルセンターとセント・ルークス・ルーズベルト・ホスピタルセンターがこの責任を認めた。

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