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28日付のニューヨーク・ポストによると、グーグルは米国の複数の都市で行っているデリバリー事業「グーグル・エクスプレス」を、同日からニューヨーク州で開始した。
コストコ、ホールフーズ、ペットスマートなど全米展開する大手小売業のほか、提携する地元の店が取り扱う商品を専用ウェブサイトやアプリから購入することができ、そのほとんどがニューヨーク市内5区で翌日または2日後に届けられる。
利用するには、月会費10ドル(約千円)または年会費95ドル(約9600円)を支払って会員になるか、または、各店舗につき最低4.99ドル(約500円)以上の商品を購入して配送料を支払うことで、会員でなくても利用できる。
同社は、2014年5月にマンハッタンとブルックリン区の一部で一度開始したものの事業参入に出遅れ、既に市で成功を収めていた通販大手のアマゾンに比べて業績が伸びず、苦戦を強いられた。アマゾンなどの競合に対しても順調な
“戦い”ができているサンフランシスコ市などでの経験や失敗を生かし、生鮮食品は扱わないなどの独自の戦略をもって、ウーバーラッシュなど各競合が群雄割拠する市に殴り込みをかける。
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