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3日付のメトロ・ニューヨークによると、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事(共和党)は9月30日、同州のガソリン税を1ガロン当たり23セント(約23円)引き上げることについて、州議会民主党幹部らと合意したと発表した。
同州は、アラスカに次いで全米で最もガソリン税が低い州であり、ガソリン税の引き上げが行われるのは1988年以来これが初。引き上げ実施には州議会上下両院の承認が必要となる。
ガソリンにかかる連邦消費税は1ガロン当たり18.4セント、ディーゼル燃料は24.4セントで、各州はこれにさらなる州ガソリン税を加算することができる。同州のガソリン税は1ガロンあたり14.5セントで、43.4セントのニューヨークや51.4セントのペンシルベニア州と比較し、ガソリン価格が安いため、州境を越えてガソリンの購入に訪れる者も多い。
平均的なドライバーが年間1万2千マイル(約1万9千キロメートル)を走行する場合、ガソリン税の引き上げは週に2.50ドル(約254円)の負担が増すことになる。知事らは同日、州消費税を2017年1月から8年間にわたり削減していくことについても合意している。

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