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5日付のNY1によると、ブロンクス区で撃たれ、殉職したニューヨーク市警察(NYPD)の巡査部長の弔問に訪れる人が後を絶たないという。
ポール・トゥオゾロ巡査部長は、4日午後3時ごろ、同区バンネストで起きた犯人との銃撃戦で負傷し、搬送先の病院で死亡した。NYPDに19年勤続したベテランだった。発砲したマニュエル・ロサレスは、この銃撃戦の最中に現場で射殺された。別の巡査部長も足にけがを負ったが、命に別状はなく、治療を受けて既に退院している。
トゥオゾロ巡査部長が所属していた第43分署には、NYPDの警官たちに加え、近隣のコミュニティーからの住民が続々訪れ、花を供えたり、ろうそくをともすなどして追悼の意を表している。
警官労働組合長のパット・リンチ氏も献花に訪れ、「市民のために自らの命を落とすことになった」と述べ、「警察は家族の一員をまた失った」と意気消沈した。銃撃戦に巻き込まれた警官の中には、採用されて半年というルーキーも含まれていたという。リンチ氏は、「警官は、日々命の危険にさらされながら働いている」と述べた。
5日早朝には、犯人の車が現場から撤去され、NYPDのラボに運ばれて、分析調査が開始された。現場は、今も封鎖されている。
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