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7日付のカーブド・ニューヨークによると、全米で最大規模の刑務所があるライカーズ島に、悪名高い刑務所の閉鎖や移転を求める声が長年市民などから出ていることから、それに注目したニューヨーク州や不動産ディベロッパーが、同島の不動産開発を計画しているという。
これまでに2つの大規模な開発案が提案されており、その1つはアンドリュー・クオモ知事が提案する、同島と目の前のクイーンズ区をつなぎ、ラガーディア国際空港(LGA)を拡張するというもの。現在40億ドル(約4150億円)を投入してLGAの大規模改修工事を進めている知事は、同島を活用すれば大規模施設や滑走路を増設することができると話している。
もう1つの案は、中流者向けの大型集合住宅地の建設。ある不動産開発業者は、マンハッタン区イーストビレッジにある80エーカー(約0.3平方キロメートル)のスタイブサント・タウンよりはるかに大きい415エーカー(約1.7平方キロメートル)の集合住宅地を開発できると試算している。また、別の不動産開発業者は「ニューヨーク市において土地は希少な資源。同島の開発は市に大きな収益をもたらす」と話しており、これからも開発計画を目論む業者が出てきそうだ。

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