RELATED POST
7日付のニューヨーク・タイムズによると、今年7月以降、ジカ熱感染によるものと思われる脳の発達障害がある新生児がニューヨーク市で5人産まれていたことが同日、市保健衛生局(DOH)が各医療機関に送達した文書により明らかになった。同26日には、市内初となる小頭症児が産まれたことが報じられ、その後新たに4人産まれたことになる。
市では2日までに、およそ8千人がジカ熱感染の検査を受けている。陽性反応を示した962人のうち、325人が妊婦だった。市のジカ熱感染者のほとんどが、ジカ熱がまん延する地域への渡航によって感染したが、うち6人は、まん延する地域を訪れた人との性交渉により感染していた。また、5人のほかにも8人の乳幼児が感染の陽性反応を示しているが、症状は出ていないという。
DOHは、妊婦および今後、妊娠を希望する女性にジカ熱がまん延する地域への渡航を自粛するよう求めていた。ジカ熱には通常、蚊により感染するが、性交渉によって感染する可能性もあり、妊婦または妊娠前の女性が感染した場合、小頭症や脳に発達障害がある子どもが生まれる危険性が高くなることが分かっている。

ジカ熱感染における市の取り組みに関する記者会見=8月16日マンハッタン区(photo: Demetrius Freeman/Mayoral Photography Office)
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








