狭い大都会ニューヨークでは、多くの人がアパート住まい。アパートの住人にとって、年末はスーパーやドアマンにチップを渡すシーズンだ。「誰にあげるか?」もさることながら、「一体、いくらあげたら良いのか?」で頭を悩ませる。

Chris Potter
あるニューヨーカーは、毎年全員分まとめてチェックで払うか、1人ずつに現金で手渡しするか、決めるのに時間を要するという。まとめてなら楽だが、その内訳を決めることができないため、「特に対応の良かった人には多めに」などとできないのがもどかしい。1人ずつにしても、「あの人は対応が良かったからそうでない人より多めに。でも多めっていくら分?」とやはり悩む。また別のニューヨーカーは、前年度の働きぶりと比較して、今年はプラスかマイナスかを決めるという。チップを働きぶりに対する謝礼と考えた真面目な算出方法ではあるが、複数いるスーパーやドアマンに対し、誰にいくらあげたかを毎年記録、保管する手間は面倒に違いない。
考えても分からない、とお手上げの人は、せめて平均を知っておくといいだろう。不動産ブローカーのベンチャー企業、トリプルミントがドアマンなどへのチップを自動的に計算する専用サイト「Tip-O-Meter」を開設し、ホリデーのチップに悩むニューヨーカーの救世主として注目を集めている。同社のエージェントたちが、マンハッタン区のアップタウンからダウンタウンまでを駆け巡り、ドアマン100人に聞いて回った結果を集計、分析した。それを元に、「貸主か借用人か」、「アパートのタイプ」、「何年くらい住んでいるか」「アパートの規模」、そして「スタッフの活用度」の5つの質問に答えると、適切と考えられるチップの額が表示される仕組みになっている。例えば、50ユニット以下のビルでワンベッドルームの賃貸物件に2年以下住んでいて、たまにスタッフを使う住人の場合は、ドアマン1人につき50〜65ドルと出る。
「予算が厳しい場合には、手作りのギフトでも良い」と語るのは、エチケットアドバイザーのエミリー・ポスト氏。ちょっとした工夫で喜んでもらえるはずだというが、やはり現金が一番喜ばれるのは間違いないだろう。

Nick Harris
※参考:http://www.metro.us/new-york/calculate-your-holiday-tips-using-real-nyc-doormen-data/zsJpln—mn45oJHEc5E/
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