デ・ブラシオ市長に罰金命令 13年の選挙で違反

Mayor Bill de Blasio attends the Town Hall Meeting with Council Member Mark Levine held at the Edward A. Reynolds West Side High School in Manhattan on Thursday evening, December 15th, 2016. Edwin J. Torres/ Mayoral Photo Office.
15日付のニューヨーク・タイムズによると、ニューヨーク市選挙資金委員会は同日、2013年の市長選で選挙資金規制違反があったとし、ビル・デ・ブラシオ市長に罰金約4万8千ドル(約570万円)の支払いを命じた。
ニューヨーク州および連邦捜査当局は、市長が設立した非営利政治団体、キャンペーン・フォー・ワンを中心に、政治資金集めについて捜査していた。市長は過去数カ月にわたり、資金集めは適切な方法で合法的に行われたと主張していた。
しかし、選挙事務所は市が定める上限を超えた寄付を受け取り、投票当日のテレビ出演でかかった家族全員のメイキャップ費550ドルや、アル・シャープトン牧師が開催した他州での集会に出席するための長男ダンテさんの飛行機代298ドル、選挙との関連性が不明瞭な広報会社への11万6千ドルなど、選挙活動とみなされない支出があったという。
発表の数時間後、市議会は外部非営利政治団体の活動を制限する条例案を可決したが、市長は「可決に何ら問題はない」と答えた。市長は来年の市長選で再選を狙うが、この問題が壁となるかが新たな関心の的になっている。

地域集会に参加した市長=15日マンハッタン区(photo: Edwin J. Torres/ Mayoral Photo Office)
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








