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26日付のカーブド・ニューヨークによると、ニューヨーク大学(NYU)がブルックリン区ダウンタウン・ブルックリンに建設中の新しい研究施設が、今夏オープンを迎えることが分かった。
約5億ドル(約580億円)をかけて、ジェイ・ストリートに完成する50万平方フィート(約4万6千平方メートル)の新施設は、既にあるキャンパスをさらに拡大するもの。2012年に当時のブルームバーグ市長が進めていたサイエンス教育推進プログラムの下、ニューヨーク市から1500万ドル(約17億円)の支援を受けたNYUが、ニューヨーク州都市交通局(MTA)の本部ビルを99年間リースするという賃貸契約を結んだ。
15年にはスポンサーであるチャドリンカおよびランジャン・タンドン夫妻から1億ドル(約115億円)の寄付金を受け、同ビルを使用することになるエンジニアリングスクールが「タンドン・エンジニアリング・スクール」と改名された。
エンジニアリングスクールには現在5千人以上の学生が在籍し、新施設は学生1100人と40人ほどの教職員を収容できる広さになるという。また、工学部やデジタルメディアアーツ学部など、主に理系の授業が行われる予定。

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