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13日付のゴッサミストによると、マンハッタン区のグランドセントラル駅に今年5月、老舗バー「ザ・キャンベル・アパートメント」が復活することが同日までに分かった。
このバーは、金融業で財を成したジョン・W・キャンベル氏の名前に由来する。同氏は鉄道事業にも着手し、同駅の中にオフィスを構えることになったのが1932年のこと。贅を尽くし、13世紀イタリアのフィレンツェをテーマに、漆喰の壁に手描きの絵やステンドグラスなど荘厳な内装を施しただけでなく、客をもてなすサロンも開いた。
このスペースはキャンベル氏の死後、倉庫などとして使われていた。それをレストラン経営を手掛けるマーク・グロシック氏が99年にバーに改装し営業していたが、約1年前に閉店。今回はレストランのチェーンを持つガーバー・グループが、再びバーとして復活させる。
建設当時の荘厳な作りを基礎にコンテンポラリーな要素を取り入れ、ゆったりとした席と落ち着いた雰囲気を重視して改装される予定。カクテルも伝統的なタイプに新しいメニューを加え、ワインや地ビールも豊富に取り揃えるほか、新鮮な食材を使ったサラダ、サンドイッチ、スープなど軽食も提供する。

Dave Hensley
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