21日付のABCニューヨークによると、米連邦捜査局(FBI)が、マンハッタン区5番街のトランプタワーを拠点に大規模なマネーロンダリング(資金洗浄)を行っていたロシアマフィアのトップの行方を数年にわたり追っていることが、22日までに明らかになった。
トランプ大統領の住居の3階下で犯罪行為を繰り広げていたのは、ロシア国籍のアリムジャン・トフマフノフ。FBIは2013年まで2年間令状を取り、この部屋の盗聴を続けていた。捜査の結果、関連した30人以上が逮捕、起訴されたが、トフマフノフだけは現在も所在が不明だ。
トフマフノフは起訴状発行後の同年11月、モスクワで開催されたミス・ユニバース大会の会場で、当時は民間人だったトランプ大統領の近くの要人席に座っていたことが確認されている。
当時の担当捜査官によると、トフマフノフは、ロシアやウクライナで運営するギャンブルなどの犯罪行為で得た資金をキプロスの銀行やペーパーカンパニーを経由させ、米国に送金しているという。FBIが把握しているだけでも、その金額は5千万ドル(約55億円)に上り、また同ビルには同じ組織の別の大物も住んでいたことが分かっている。

トランプタワーを犯罪拠点に ロシアマフィアの大物
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