ウォーターサイド・デンタル インビザライン体験記 Vol.6 毎月第1火曜日掲載

drlee

インビザラインは、米国でも人気のマウスピース矯正。このコラムでは、30代女性が約1年間掛けて行うインビザライン矯正を、レポート形式でお届けします。

 以前、仕事上で赤い口紅をしなければならないことがありました。そして、前歯が少し出ている私は度々、同僚から歯に口紅が付いていると指摘された経験があります。その他にも、デートのときに普段はしない口紅でバッチリメイクをキメても、気が付いたら歯に色が移っていた、なんていうこともありました。化粧品メーカーの広告のように真っ赤な口紅に真っ白できれいな歯を見せて笑うのは、私にとっては夢のまた夢だと思っていました。
 インビザラインが終了したらやりたいことの1つに、「赤い口紅を付けて思い切り自信を持って笑うこと」があります。今までは、歯が赤くなっていないかと常に気にしていたため、せっかくの口紅を付けても楽しめませんでした。
 現在のマウスピースの進行状況はというと、24個中、残りあと1個となりました。最後の3個はオーバーコレクション期間というもので、歯を外側に動かした後、内側に戻すという工程です。このオーバーコレクション期間はインビザラインのプロセスの中でも重要で、理想の歯並びに近付けるための重要な役割を果たしているそうです。実際に前歯が下の歯に比べて動きづらかったのですが、オーバーコレクションのマウスピースを装着し始めてからは、前歯の位置が後ろに下がってきているのが分かります。

マウスピースあり  マウスピースなし

マウスピースあり        マウスピースなし


 最近はインビザラインを行っている仲間も見つけ、経験を共有することによってモチベーションを保つことができています。私の周りでは、インビザラインを始めて後悔している人はいませんし、皆きれいな歯並びになっています。インビザラインは着脱が簡単にできるため、装着を怠ったりすぐに外してしまったりと、患者自身のモチベーションによって治療の進行状況が大きく左右されます。インビザラインを行っていく上でモチベーションを保つことはとても重要です。インビザラインを始めることになったら、ぜひ周りにインビザライン仲間がいないか探してみてください。
 ゴールは間近、赤い口紅で思い切り笑える日を楽しみに、あと少し頑張ります。次回には治療が全て終了しているはず。ビフォー&アフターと周りの反応について話したいと思います。

 
 

Dr. クララ・リーClara Lee, DDS

Dr. クララ・リーClara Lee, DDS

Dr. 古山ジーン Jean Furuyama, DDS

Dr. 古山ジーン Jean Furuyama, DDS

 

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