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メトロポリタン(MET)美術館本館のコスチュームインスティチュートは、特別展示「川久保玲/コム・デ・ギャルソン〜間の技」を4日から一般公開する。
同美術館は毎年5月、ファッションに関する特別展示を行っており、今年はファッションブランド「コム・デ・ギャルソン」のデザイナー川久保玲さんが選ばれた。日本人デザイナーとしては初の快挙。9月4日まで。

(右)2017年春夏コレクションより。(左と中央)1997年春夏コレクションより (photo: Akihiko Hirata / 本紙)
ブランド象徴する作品多数展示 最新コレクションも
今回はコム・デ・ギャルソンがパリに進出した1980年代前半から現在に至るまでの作品を約140点並べ、アバンギャルドな作品を発表し続けてきた川久保さんの軌跡をたどる展示となる。
真っ白な立体を随所に設置した会場を「ファション/反ファション」や「自己/他人」といった9つカテゴリーに分け、左右非対称の服や黒い服、体の一部を拡張させた服など同ブランドを象徴する作品を一堂に集めて紹介する。
1日、報道陣向けに行われた内覧会で同展示のキュレーターを務めたアンドリュー・ボルトンさんは、「彼女の作品なら美術館に展示されて当然。現在、私たちが『当たり前』だと思っているファッションの中には彼女によって生み出されたものが多い」と、川久保さんをたたえた。
存命するデザイナーによる単独展示は1983年開催のイブ・サンローラン(1936-2008)以来。日本人デザイナーでは初の快挙。(平田陽彦/本紙)

全て2016 ・17年秋冬コレクションより

(右4つ)2014年春夏コレクションより。(左)2009年春夏コレクションより
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