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【22日付ニューヨークポスト】ニューヨーク市警察(NYPD)は22日、今年に入ってからこれまでにスピード違反や運転中にテキストをしていた運転手に発行した違反チケット数は昨年同時期の50%以上に増加したと発表した。
NYPDは現在、交通違反の取り締まりに力を入れており、ジェームス・P・オニール本部長が市議会の予算関連公聴会で明かした内容によると、今年に入ってからこれまでにスピード違反で発行したチケットは2万5395通。昨年同時期の1万6642枚と比べて52.6%増加した。運転中にテキストをしている運転手に対して発行したチケットも1万7508通で、昨年の1万1736通から49.1%増加。信号無視も1万9462から2万4815通と、27.5%増加した。
交通死亡事故は、今年に入ってからこれまで65件起きており、昨年の77件から15.5%減少した。同本部長は、「ビル・デブラシオ市長の提唱する交通事故死撲滅運動ビジョンゼロにおいて、NYPDは中心的な役割を果たしている」と称賛した。また、「事故の原因に対処するため、危険な運転に対する取り締まりを強化する」と続けた。
NYPDは2018年度予算56億ドルの中で、手持ちのスピードガン120個とパトカーに付けるスピードガン15個の予算として55万ドルを計上。全ての分署に少なくとも3個が配備される予定。

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