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日系の食品および酒類卸のウィズメタック・アジアン・フーズは15日、マンハッタン区内の会場で毎年恒例の商品PRイベントを開催した。
10回目を迎えた今年の参加登録者数は約1200人と、昨年に続き記録を更新した。日本酒や焼酎の蔵元や飲食メーカーなど35社がブースを出店し、レストランおよび小売関係者に商品の魅力をアピールした。
2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、米国をはじめとする世界各地で和食への注目度の高さは右肩上がり。同イベントでも非日系のレストラン関係者も多く来場し、原材料や他ブランドとの違いなど、より具体的な質問をするレストラン経営者やシェフの姿もみられた。
岐阜県の日本泉酒造株式会社は、米国初上陸の生酒「ノブナガ」(Nobunaga)を振る舞い、同県にゆかりのある戦国武将・織田信長を意識した、キレがありながらもふくらみのある味わいに、好評を博した。
沖縄の泡盛「久米仙」などを提供した株式会社久米島の久米仙、営業企画部係長の嶺井藤哉さんは「酒、焼酎と米国で認識が広まっている。糖質ゼロでグルテンフリーという点をアピールして、泡盛の魅力も広めたい」と話した。

「ミツカン」のブースで商品の説明を聞く米系レストラン関係者
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