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【7月30日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】イーストビレッジに7月30日、オポッサムが出没、一騒ぎとなった。
オポッサムは北米に唯一生存する有袋類の哺乳類動物。カンガルーやコアラと同様、子どもを育児嚢で育てる。ネズミに似ているところからフクロネズミとも呼ばれる。夜行性だが、セント・マークス・プレースのクラシック・グルメ・デリに姿を現したのは昼ごろ。追い立てられて、隣のコスモスランドロマットに逃げ込んだ。
「大きなネズミかと思った」と話すビル・ラムさん(65)は、オポッサムがテーブルの下に逃げ込んだので、洗濯物を入れるカートで行く手を塞いだ。「後から入ってきた女性に、動物がいると言ったら、逃げていったよ」。その後、警察に通報したものの、最初に到着した警官は捕まえることができず、後から来た専門家が首縄付きの棒を使って捕獲した。「さすがはニューヨーク。何でもありだな」とラムさん。
ニューヨーク市内でオポッサムが騒動を巻き起こしたのはこれが初めてではない。2012年にはD線の地下鉄の中で見つかり、乗客が避難した。昨年は8匹の子どもを背中に乗せたオポッサムがクイーンズ区アストリアで目撃されている。

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