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【3日付NY1】トランスジェンダーの性別適合手術を行う外科医を育成するための1年間の特別研究員制度が、マウント・サイナイ・センター・フォー・トランスジェンダー・メディシン・アンド・サージェリーで今夏から始まった。同制度は全米で初。
昨年初めのオープン以来、同センターでは約350人のトランスジェンダーが同手術を受けており、現在は1週間に約4人の頻度で性別適合手術が行われている。
同センターのジェス・ティン外科部長は、「ニューヨーク市のような大都市に、性別適合手術の訓練を受けた外科医が2、3人しかいない」と同制度の開設に至った理由を説明した。
同制度の研究員第1号となったベラ・アバネシアン医師によると、これまでは性別適合手術を専門に手掛け、手術を見学させてくれる医師を見つけるのは困難だったという。成人のトランスジェンダーの40%が自殺を試みる傾向にあることから、同センターは、患者の精神衛生面での需要にも焦点を当て、新たな精神科特別研究員制度も開始している。
共和党が進めるオバマケア廃案に伴い、低所得者向け公的医療保健制度(メディケイド)における性別適合手術の適用範囲縮小が懸念されている。

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