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【22日付メトロニューヨーク】マンハッタン区のソロモン・R・グッゲンハイム美術館にある18金製のトイレは、昨年からの展示「アメリカ」の一部だ。個室の中に設置され、実際に来場者が使えるように展示されている。ただし9月15日を最後にゴールドトイレットの展示は終了する。
この奇抜な作品は、イタリアのアーティスト、マウリツィオ・カテランさんのアイデア。バス、トイレ、キッチン製品を販売するコーラー社製のトイレをモデルにして、イタリアのフローレンスで制作した。「このトイレは、美術市場のバブルを嘲笑しており、アメリカンドリームの象徴ともいえる。誰もが使うトイレ。そこには人間として皆が共通だという拭い去ることのできない現実がある」と同美術館は説明している。
トイレの前には連日長蛇の列ができ、1時間以上待つこともある。同展示のキュレーターを務めたナンシー・スペクターさんは、「10万人以上がおとなしく列に並んで待ち、美術品と自然との交わりを満喫した」と話す。
展示終了が決定し、今後はさらなる混雑が予想される。美術品と自然の交わりを満喫した後は、きちんと流すことをお忘れなく。

www.guggenheim.orgより
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