RELATED POST
【16日付ニューヨークポスト】ニューヨーク市保健精神衛生局(DOH)が実施している野生動物の狂犬病検査のあり方が、波紋を広げている。
狂犬病の検査には脳のサンプルが必要となるため、検査対象となる動物は安楽死させなければならない。DOHは2014年から16年の間に662匹の野生のアライグマを対象に検査を行ってきたが、そのうち感染が確認されたのはわずか18匹だった。また、同期間中に検査対象となった野生動物は1248匹で、実際に狂犬病ウイルスが検出されたのは全体の2%に当たる23匹のみだった。このため動物保護団体などからは「殺す必要のない動物の命まで奪うこの検査方法は非倫理的だ」との批判が高まっている。
「狂犬病の感染を予防したいのであれば、予防接種の徹底や野生動物への餌やりを取り締まる方が効果的なのでは」と動物愛護団体PETAの理事、ステファニー・ベルさんは主張。しかし、市は狂犬病を媒介するアライグマを警戒し、感染が疑われる場合は全て検査に回すことにしている。
DOHは、「検査対象となるのは既に体が弱っていて感染が疑われる動物だけで、健康な動物の命は奪っていない」と反論している。

RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








