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【17日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】ニューヨーク市は17日、市内5区の10カ所にミニサッカー場を開設した。子どもたちに外で体を動かす機会を官民一体で与えようとの試み。
プログラムでは同様のサッカー場を市内50カ所にオープンする予定で、市長が管理する公的基金に加え、地元のサッカーチーム「ニューヨークシティFC」、アディダスなどが協力して300万ドル(約3億4000万円)の資金を用意。向こう5年間で1万人の子どもたちの利用を見込んでいる。市内在住であれば、無料で利用できる。
ビル・デブラシオ市長は開設に当たり、「子どもたちに安全に体を動かす機会を与えるコミュニティー活動の一環だ」と声明を発表。市長夫人のシャーレーン・マックレイさんらが同日、マンハッタン区ハーレムの公立(PS)第83校にできたミニサッカー場のオープニングセレモニーに参加し、同校の子どもたちはニューヨークシティFCの選手らとサッカーを楽しんだ。
この日開設したミニサッカー場は、クイーンズ区のヒルサイドパーク・アーウィン・アルトマン中学(PS172)、ブルックリン区のウッズ児童公園などがある。

オープニングセレモニー後、サッカーを楽しむ子どもたち(photo: Ed Reed/Mayoral Photography Office)
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