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【6日付amニューヨーク】ドラッグストアチェーン大手のCVSは6日、2018年にニューヨーク市を含む大都市で処方せん薬の当日配達を開始すると発表した。大都市以外では翌日の配達となる。通販最大手のアマゾンが、処方せん薬の販売事業に進出するとの推測を受けての決定とみられている。
CVSのCEO、ラリー・メルロさんは「店舗から処方せん薬を翌日配達するサービスを全米で展開する」と宣言。マンハッタン区では12月4日から当日配達を無料で実施する。
CVSの動きについてコンサルティング会社、グローバルデータリテールのアナリスト、ニール・サンダースさんは、「CVSはアマゾンの処方せん薬販売進出に先手を打って対抗する戦略だ」と分析している。
ニューヨーク市内では、スタートアップ企業、カプセルが2016年5月から全5区で処方せん医薬品の配達を無料で行っている他、独立系の薬局も配達サービスを行っている。01年から配達サービスを実施しているマンハッタン区にあるカーネギー・ヒル・ファーマシーのマネージャー、デイビッド・ラーマンさんは、「アパートのセキュリティー状況など、客の住環境をしっかり把握しないと、処方せん薬の配達は成功しない」と話した。

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