2017年11月10日 NEWS DAILY CONTENTS

NY市で最も危険な交差点 ワースト5を発表

 【7日付カーブドニューヨーク】交通に関する調査団体、ニューヨーククロスウォークはこのほど、ニューヨーク市内の交通事故多発交差点マップを公開、「最も危険な交差点」を発表した。
 マンハッタン区で最も危険な交差点に挙げられたのは、チャイナタウンのキャナル通りとモット通りの交差点。ミッドタウンの3番街と96丁目、チャイナタウンのラファイエット通りとキャナル通り、ミッドタウンの3番街と30丁目および1番街と62丁目の交差点が続いた。
 市内全体では歩行者を巻き込んだ交通事故が今年9427件発生しており、区別に見るとブルックリン区が2452件と最も多かった。同区内で最も危険とされたのは、フラットブッシュアベニューとアベニューHおよびセント・ジョーンズ・プレイスとユティカアベニューの交差点で、今年だけでも既に5件以上の事故が起きている。
 一方、2014年に比べ、15年の交通事故件数は大幅に下がっていたことも分かった。これは市が制限速度を時速30マイルから25マイル(約40キロメートル)までに下げたことが影響しているのではないかとみられている。
 同団体は、「事故が多発している交差点をあらかじめ知っておくと、事故予防につながる」としている。

ニューヨーククロスウォークが公開したマップ

ニューヨーククロスウォークが公開したマップ

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