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【15日付amニューヨーク】ニューヨーク市建設局(DOC)は15日、今年4月から9月の間に8万8838件の建設許可が下りていたと発表した。2016年の同時期を抜いて過去最多記録を更新した。
DOCが公開した「NYC建設ダッシュボード」によると、最も多く建設許可が下りたのはマンハッタン区ミッドタウンで、1万3098件だった。同区第5地域委員会の会長、ライア・ロウ=ギシコさんは、「どこもかしこも工事中だ」と話す。
次に多かったのは、同区アッパーイーストサイドで、6832件だった。市議会のベン・カロス議員(民主)は、「学校はこれ以上子どもを受け入れる余裕がない。地下鉄2番街線の利用者数は目標を超え、さらに増加していくだろう」と語り、開発過剰で人口の増加を吸収しきれないのではないかとの懸念を示している。
DOCの近代化政策の一環であるこのダッシュボードは、どこでどのような建設許可が何件下りたかを地図やグラフを用いて一目瞭然にしたもの。DOCのリック・チャンドラー局長は、「近代化政策には、けが人や死者を出した建設現場に検査官を迅速に派遣するなど、効率を高める意図がある」と話した。

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