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【10日付ニューヨークポスト】ニューヨーク市内の医療施設で先月までの2年間に、患者を「差し迫った危険にさらす」安全および警備上の違反が19件見つかっていたことが明らかになった。情報公開法に基づき入手されたニューヨーク州保健局(DOH)の調査記録により発覚した。
患者を「差し迫った危険にさらす」とは、重症を負わせる、危害を加える、機能障害を来すまたは死亡させること。直ちに対処しなければ、その医療施設は政府のメディケア制度から除外される。違反が報告されていたのは、ニューヨーク=プレスビテリアン病院および市のヘルス+ホスピタルズ・システム(HHC)が運営する5施設。
レノックスヒル病院の耳鼻咽喉科では、入院患者の心拍数が低下したことを知らせるモニターに医師が気づかず、2人の女性患者が死亡する事故が起きている。同院ではまた、医師から性的虐待を受けたと患者から申し立てがあったにもかかわらず、調査を怠っていた。リンカーン病院では、飛び降り自殺未遂で入院した患者に、外来へ行くように勧め、2日後に自宅へ返したところ、患者は自殺した。院内感染予防のための衛生管理がずさんな施設も報告されている。

マンハッタン区にあるレノックスヒル
病院耳鼻咽喉科(photo: Yuriko Anzai/本紙)
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