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【17日付ニューヨークタイムズ】コロンビア大学は17日、ニューヨーク市内のアパートに生息するネズミが保有するウイルスやバクテリアについて調べた新たな研究結果を、科学誌「エムバイオ」で発表した。
同研究では、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス区の8棟のビルで1年間に捕獲した400匹以上のネズミのふんを収集し、ウイルスやバクテリアを分析。研究の結果、これまでに確認されたことのない7種類のウイルスや人体への影響が不明なウイルスなどが検出された。バクテリアの研究では、一般的な病原菌である赤痢菌、サルモネラ菌、クロストリジウムディフィシル菌、大腸菌などに加え、抗生物質が効かず治療がほぼ不可能なバクテリアも見つかった。
ネズミが保有するバクテリアが人の健康を脅かすものであるか、または以前から人の疾患の原因となっていたのかは明らかでないという。
感染症患者が診察でネズミとの接触を質問されることはまれであるため、感染源の調査は簡単ではないという。非営利団体エコヘルスアライアンスの代表ピーター・ダスザックさんは、「感染経路や感染からの保護方法を知るために、病原菌を特定し解明することは極めて重要だ」と述べた。

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