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【22日付ニューヨークタイムズ】トランプ大統領の個人弁護士を務めるマイケル・コーエン弁護士のビジネスパートナーであるロシア移民のエフゲニー・フリードマン被告は22日、「ロシア疑惑」をめぐるニューヨーク州と連邦当局の捜査に協力する意向であることを明らかにした。
「タクシーキング」として知られている同被告はタクシー関連ビジネスで同弁護士と長年にわたり協力関係にあり、既に500万ドル(約5億5000万円)以上の脱税4件および重窃盗の罪で起訴されていた。有罪が確定した場合、それぞれ最高25年の実刑判決を受ける可能性があったが、州検事局との間で「証人として証言する代わりに実刑を免れ、5年間の保護観察処分に減刑」との司法取引に合意した。今月初めに弁護士資格をはく奪された同被告は同日、州都オールバニ市の裁判所に出廷し、50万ドル(約5500万円)相当の脱税についてのみ罪を認めた。
同被告の広範囲にわたる協力は、2016年の米大統領選挙へのロシア政府介入疑惑の捜査の対象となっている同弁護士のビジネスにまで捜査が及ぶことになり、同弁護士を特別検察官に協力させるための大きな「圧力」になるものとみられる。

フリードマン被告のツイッターより
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