RELATED POST
【25日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニューヨーク市内ではホテルの建設ラッシュが続き、客室数が高止まりしている。しかし堅調な米国経済に支えられ、業界は好調のようだ。
英ホテルデータサービス会社STRの調査によると、今年1月から8月までの市内のホテルの客室稼働率は2000年以来最高水準をつけた。客室1部屋当たりの収益の成長率も13年以来最も高かった。
市内に建設されたホテルはここ5年で2万2500部屋。新たに1万3000部屋が建設中だ。STRのアナリスト、ジャン・フレイタグ氏は「ニューヨークではホテルは作れば作るほど売れる。世界でも珍しい場所だ」と話した。
ホテルチェーンや外資の相次ぐ参入で好調を保ってきた業界だが、供給が需要に追いつき、新設の客室の利用価格は押し下げられてきた。14年には271ドル16セント(約3万600円)だった客室の平均利用価格(1日の滞在)は毎年下がり、18年には239ドル99セント(約2万7100円)まで落ち込んだ。
しかし近年の米国経済の持ち直しを受け、今年の8月までの1部屋当たりの収益は207ドル41セント(約2万3400円)。昨年同期から4.6%伸びた。
市内で20軒のホテルを経営する開発業者のリチャード・ボーン氏は業界が今後も成長を続けると楽観。「業界は安定している。(リーマンショック後の)不況時と比べたら懸念の種はずっと少ない」と話した。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








