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【9月25日付ウォール・ストリート・ジャーナル】レジを置かず、自己申告制で販売する店がニューヨーク市内に増えつつある。健康志向の飲料水メーカー、ダーティーレモンは9月13日、マンハッタン区トライベッカに料金支払い用端末のない店「ザ・ドラッグ・ストア」をオープンした。
店内に置いてあるのは冷蔵ケースと観葉植物だけ。壁には「ボトルを取り出し、テキストしてください」とあり、同社の電話番号が掲示されている。選んだ商品、名前、電子メールアドレス、クレジットカード番号をテキストすると、支払いが完了する。防犯カメラを複数台設置している他、温度を感知するセンサーで客の足取りを追えるシステムを採用するなど、万引き対策は万全だ。
同社は2015年創業。市内だけで2万5000人の顧客が、レモン果汁ベースのボトル入り飲料水をインターネット通販で購入している。最高経営責任者(CEO)のザック・ノーマンディンさんは「行列するのは誰だって嫌でしょう?」と話す。
共用オフィス運営大手、ウィワークはスペース内で販売する軽食や飲み物の決済においてキャッシャーを置かず、利用者が申告制でクレジットカード決済するシステムを採用。好評なことから同社は、インテリア小物など品ぞろえを増やした小売店「WeMRKT」を市内4カ所に相次いで開業した。

ダーティーレモンのインスタグラムより
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